スペイン語は世界の21の国と地域で公用語として使われているんですね。
世界中で約5億の人がスペイン語を使っているんだよ!
先日、アメリカの空港でもスペイン語をたくさん見聞きしました。
スペイン語を話すことができれば世界中へ旅行に行けて楽しめそうですね!
日本人にとってスペイン語習得は比較的優しい言語と言われてるよ。
是非、今年チャレンジしてみては?
いざ語学の勉強を始めようと思ったとき、こんな事ありませんか?
「何から勉強を始めれば良いのか分からない?」「効率的な勉強方法が知りたい」「上達しているかが分からない」
ネットで色々検索するも、調べただけで終わってしまい最初の一歩がなかなか踏み出せない。一歩が踏み出せても、すぐに勉強が続かなくなってしまう。このような経験をされた方もいるのではないでしょうか?まさに私がこんな状態です…
そんなスペイン語初心者である私が、語学習得のために取組んだ内容をブログに残して、どのように成長できるか?語学勉強を通じての気付きを綴っていきたいと思います。
1. 勉強を始める前に
語学勉強を始めるときに大事なことは、『目的・目標』を明確にすることです。これは語学に限らず、学生時代の部活動やビジネスの世界でも同じだと思います。まずは、何のために勉強したいのか?そのために必要なことは何か?これらを明確にすることで、語学学習のモチベーション、日々の取組みが変わると思います。目的を明確にして、正しい目標設定を行なっていきましょう。
『目的・目標』って言葉は似てますけど、意味が違うんですか?
この言葉は何となくのイメージで使い分けている人も多いよね。
曖昧な理解をしていると、正しい目標設定ができないので確認しておこう。
1. 目的とは?
最終的に実現する物事であり、目指すべきゴールを意味します。「的」という漢字が使われているように、最終的に到達したいと考える終点が『目的』です。『目的』は漠然とした夢やビジョンと言う曖昧なカタチ(イメージ)であることが多いです。
2. 目標とは?
『目的』を実現するために決めた具体的なプロセス(到達水準)を意味します。『目標』は最終ゴールではなく、あくまでも通過点です。通過点は1つではなく複数あり、それぞれの到達レベルが具体的に数値などで示され、測り知れるものである必要があります。目標設定の方法として、SMART(※)などがあります。
※SMART
- S:Specific(特定・具体化) 誰でも理解できる、明確で具体的なもの(手段、期間・期限など)
- M:Measurable(測定可能) 目標達成レベルが判断できる定量的なもの(目標数値)
- A:Achievable(達成可能) 希望や願望ではなく、努力・頑張りにより実現可能なもの
- R:Relevant(最終目標に関連) ゴール達成のために関連して設定目標であること
- T:Time-bound(時間制約) いつまでに目標を達成するか、その期限を設定していること
イチロー選手が小学6年生で書いた作文から、『目的』『目標』のイメージを確認してみましょう。
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僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学、高校と全国大会に出て、活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには、練習が必要です。 僕は3才の時から練習を始めています。
3才から7才までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
そして、中学、高校と活躍して、高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
そして、その球団は、中日ドラゴンズか西武ライオンズです。ドラフト入団で、契約金は1億円以上が目標です。
僕が自信のあるのは、投手か打撃です。
去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。
そして、ほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会NO1選手と確信でき、打撃では、県大会4試合のうち、ホームラン3本を打ちました。
そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。このように、自分でも納得のいく成績でした。
そして、僕たちは、1年間負け知らずで野球ができました。
だから、この調子でこれからも頑張ります。 そして、僕が一流の選手なって試合に出られるようになったら、 お世話になった人に招待券を配って、応援してもらうのも夢の一つです。
とにかく、一番大きな夢は、プロ野球の選手になることです。
出典:イチローさんの小学校卒業文集より引用
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他にも、本田圭佑選手や石川遼選手の作文も参考になります。機会があれば是非調べてみてください。
2. なぜ勉強をするのか?
勉強を始める前に『目的・目標』を明確にすることが大事だと分かりました。では、私がスペイン語を勉強する『目的・目標』を明確にしていきたいと思います。
1. スペイン語圏で友達を作りたい!
私の『目的』は非常にシンプルで、世界中に友達の輪を広げたいからです。
大学生の時に初めて一人海外に行って以来、現在までに旅行•仕事も含めて約20ヶ国に行きました。その中で、いろいろな人•文化と出会い貴重な経験をしてきました。しかし、いつも感じることはコミュニケーションの問題。言葉の壁です。
現在、スペイン語圏の国で生活をしています。先日、私の誕生日と言うことで職場のメンバーから食事に誘われましたが、お酒•食事が進むとみんなスペイン語での会話になり完全に置いてけぼり。当然ながら会話の輪に入ることが出来ませんでした。
その際、スペイン語が出来ないことが悔しいと言う思いと、スペイン語が出来ればもっと楽しい海外生活が送れるはずだ!っと思いました。
世界中の国•地域によってモノ•コト、価値観•世界観は日本とは全然違います。私はもっと世界を知りたいと思っています。現地の言葉を学び、直接コミュニケーションが取れることで得られる学びは貴重な経験です。スペイン語圏で生活している今だからこそ、スペイン語を勉強して友達を作り、現地のことを知りたいと思います!
2. スペイン語でやりたいこと
スペイン語圏の友達を作るためには、スペイン語で会話ができる必要があります。そこで、スペイン語習得に向けて目標設定を行なっていきたいと思います。
【目標】来年(1年後)の誕生日パーティーでスペイン語で日常会話ができる
スペイン語を習得するのにどれくらいの時間が必要か知っているのかな?
え?1年間もスペイン語を勉強すれば会話できるようになるよね?
夢の実現に向けて最初の目標は立てれましたが、どれくらい勉強すれば目標が達成できるのか?正直良く分かりませんよね。敵を知らずして戦うのは得策ではありません。まずは、具体的な学習時間の目標を決めてみましょう。
スペイン語の習得に必要な勉強時間
日本人にとってスペイン語習得の難易度は比較的低いと言われています。その理由は、母音が日本語と同じであるため、発音がしやすいからです。
スペイン語がある程度話せるようになるには約720時間が必要だと言われています。英語の場合、約2000〜3000時間が必要と言われているため、それと比較すると易しいと考えることが出来そうです。
では、1年間でスペイン語が話せるようになるためには、1日何時間勉強する必要があるのでしょうか?それは、ズバリ約2時間となります。1日の学習時間としては多い?少ない?どのように感じられますか。社会人の方にとっては少し負担に感じてしまうレベルかもしれないですね。隙間時間をいかに活用するかがポイントになりそうです。
具体的な勉強内容
次はスペイン語を勉強するための、具体的な内容を決めていきましょう。
語学の勉強と言うと、すぐに単語帳や文法書が思い浮かびますが、日常会話で使わない単語の勉強に時間を費やすと効率が悪くなりますし、そもそも勉強が面白くなくなって長続きしなくなる可能性があります。
会話できることに重点を置いて勉強をしたいと思いますので、日常でスペイン語を使用するシチュエーションを想定して勉強内容・方法を決めたいと思います。
【想定シチュエーション】お店での注文(買い物)、レストランの注文(食事)
【勉強内容】基本的には音読、シャドーイングを通じて文法、単語の習得
- 旅行の会話本(かんたん旅会話 スペイン語、タビトモ会話)の音読(60分)
- Youtube動画でリスニング、シャドーイング(60分)
【到達目標】スターバックス(レストラン)で店員さんに注文、会話ができる(1ヶ月後にトライ)
スペイン スペイン語+日本語・英語 (絵を見て話せるタビトモ会話) [ 玖保キリコ ]
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語学勉強においてインプットはもちろん必要ですが、会話をするためにはアウトプットがいちばん重要だと考えています。インプットだけでは、実際に誰かと会話する時に知っているはずの単語でも理解できないことが多々あります。自分が発音できる単語、話せる文章(文法)は自然と会話の中でも聞き取ることができるようになります。
アウトプットすることを念頭に置き、バランスよく勉強していくことが必要です。
3. スペイン語学習を始めてみる
ここまで、目的・目標の立て方などを考えてきましたが、まずはスタートを切ることが大事です。
語学を習得して自分のモノにするためには、どんどん言葉を使って間違って、失敗の中から学ぶことが大事だと思っています。テスト勉強ではないので、完璧を求める必要はありません。楽しくスペイン語を学びながら友達がたくさんできるように頑張りたいと思います。